ほかの種は、いばらの間に落ちたので、いばらも一緒に茂ってきて、それをふさいでしまった。
主はユダの人々とエルサレムに住む人々に こう言われる、 「あなたがたの新田を耕せ、 いばらの中に種をまくな。
いばらの中に落ちたのは、聞いてから日を過ごすうちに、生活の心づかいや富や快楽にふさがれて、実の熟するまでにならない人たちのことである。
あなたがたが放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけないとき、その日がわなのようにあなたがたを捕えることがないように、よく注意していなさい。
ほかの種はいばらの中に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまったので、実を結ばなかった。
また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。
ほかの種はいばらの地に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまった。
地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、 あなたは野の草を食べるであろう。
ほかの種は岩の上に落ち、はえはしたが水気がないので枯れてしまった。
ところが、ほかの種は良い地に落ちたので、はえ育って百倍もの実を結んだ」。こう語られたのち、声をあげて「聞く耳のある者は聞くがよい」と言われた。